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論文審査 概要・日程

論文審査 概要・日程

論文審査とは?

中小企業診断士の理論要件の取得方法には、理論研修の受講以外に論文審査(文章記述)の方法があります。
論文審査は「学術的な論文が求められる」「調査・執筆に時間がかかる」と思われがちですが、実践クオリティシステムズの論文審査は、あなたの職場や普段接する企業から見える、企業経営に関するあなたの考え方や経験を問うものです。
*今年度から論文審査の必要文字量が大幅に増加しています。課題はこれまで通り中小企業白書から1題、年度テーマから1題の計2題となりますが、各課題につき3200~4000字で論述・解答してメールにて提出して頂きます。

   

以下のような方にお勧めです。
研修に参加する時間が取れない。
15日間の中で学習し課題を解答すれば良いため、決まった時間を拘束されることがありません。何時でも好きな時に、まとまった時間が取れなくても受講可能です。
議論が苦手・自分のペースで考えたい。
理論研修と異なり1人で解答を作成するため、課題に対してゆっくりと考える事が出来ます。
これまでの経験の棚卸がしたい
課題にはご自身の支援経験から考えて頂くものもあります。日々が忙しく振り返りをする機会が中々無いという方は一つの機会としてご活用ください(支援経験が少なくても記載できる課題もあります)。

今年度のテーマ

今年度の課題テーマは以下となっています。

テーマ内容
1
(必修)
中小企業を
取り巻く経営環境
企業経営において、長期に経営を安定させるためには経済全体や国の方針といった大きな流れ知っておく必要があります。この科目では中小企業白書を紐解き、中小企業を取り巻く経営環境と中小企業を支援する政策を学びます。
課題は「感染症流行後の顧客数増加の取組のうち、効果のあったもの」から知っている中小企業を対象として考えるもの、または「経営戦略の策定状況」から経営戦略を中小企業企業経営者に説明することを想定したもの、を論述して頂きます。
2
(選択)
経営力再構築伴走支援
モデル
昨年度中小企業白書にて「経営力再構築伴走支援モデル」が紹介されました。自治体等の公的機関が行う支援を対象としたモデルですが、民間が行う企業支援にも示唆のあるモデルです。
このテーマでは経営力再構築伴走支援モデルを紹介し、その中で提示される「自己変革への5つの壁」を取り上げてご自身の支援経験から課題感や「壁を超える」ための支援の在り方について考えて頂きます。
事例に基づく診断の基礎簡略化した事例から経営の基本的なテーマについて考え、記述する内容となっています。今回はある業界を事例として、人材の育成・活用について「経営者の視点」と「従業員の視点」から取るべき行動を考えて頂きます。
計画の実行性を高める中小企業のうち経営計画を立てている企業はおよそ6割、その内十分な実行が出来ているのはおよそ4割という調査結果が出ています。このテーマでは計画の実行性に着目し、実行できないあるいは実行が継続しない理由を考えた上で、実行性を高める工夫について考え学びます。課題は小規模企業からの相談を仮定し、新商品の拡販について実行性を高めるための支援を考えて頂きます。

受講にあたって

 ・受講に際してWebサイト・PDFファイル閲覧及びメール送受信環境が必要です。
 ・提出して頂いた課題は、弊社が委託している中小企業診断士によって審査されます。
  審査は「課題に対する内容の適切性」「論理性及び表現力」から評価を行い、合計100点を
  満点として、60点以上を合格とします。(受講者合格率およそ97%)
 ・もし提出された課題に問題があり審査で失格となった場合、別月に振替し再提出が可能です。

教材・課題のサンプル

以下から今年度の教材・課題の一部をサンプルとしてご確認いただくことが出来ます。
論文審査の受講方法や雰囲気を知りたいという方は、こちらからご確認下さい。

論文審査教材サンプル

論文審査の流れ

更新研修eラーニングの流れ
↓

論文審査お申込みフォームより、お申込み下さい。お申込み受理後、受講に関するご案内をメールにてお送りいたします。

更新研修eラーニングの流れ
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受講期間内(受講月の1日~15日)に、インターネット上の専用サイトで研修プログラムを受講します。

更新研修eラーニングの流れ
↓

受講期間内(受講月の1日~15日)で研修テーマに関連する課題2題に取り組み、解答をメールで送信します。

更新研修eラーニングの流れ

課題提出の結果、合格と認められた受講者に対して合格証書を発行します。

受講者の声

受講者の声今までは通常の更新研修を受けてきましたが、今回初めて論文審査を試してみました。自分のペースでじっくり考え、まとめることができ、とてもよかったと感じました。画面もシンプルでわかりやすく、テロップが学習を促してくれました。

受講者の声海外駐在のままで今年の免許失効を目前に控える中、御社のWEB研修制度に出会い本当にありがたく思っております。

受講者の声なかなか筆が進まず困りましたが、主体的に考えることができるので、座学の更新研修より自分の勉強になった気がします。

受講者の声近隣での理論政策研修の機会が少なく、インターネットによる論文審査は大変、助かります。

受講者の声中小企業白書や企業へのコンサルティング事例等をもとにアウトプットを作成することは、自身の思考の整理にもつながり、有意義な取り組みでした。特に、普段、コンサルティングに取り組むことが少ないことため、企業への提案事例を考える課題は中小企業診断士として貴重な機会となりました。

受講者の声空き時間を使ってできるので、とても有効な受講形態と実感しています。ありがとうございました。

受講者の声貴重なご意見をくださりました皆様、本当にありがとうございました!

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